国家の品格

 超ベストセラーということです・・ 図書館で借りようとしたらリクエストが膨大に入ってるというんで、奥さんが購入。 まあ、700円弱なんで・・ 行きと帰りの電車でぴったり読み終わりました。
 読後感? そうですね〜 これがベストセラー・・って言っちゃいけないのかな。 なんだかすっきりしないんですよね。 ベストセラーだし、タイトルが「国家の品格」っていう大層なものなので、もっと格調高いメッセージがビンビン来るのを期待してたんですけど。
 内容的にはこれまであちらこちらで言われていることを書き直しただけ? 「論理じゃなくて情緒と武士道」・・という日本人受けしそうなテーマもけっこう一方向で、しかも自分の経験的視点からだけしか議論を展開してないし。 確かに言いたいことはよく判るんですけど・・ でも本書に書かれていることは多くの読者は既にみんな感じていることで、結局アクションに繋がってなくってズルズル横滑りしてっちゃってるのをどうすんの! ってことなんじゃないかな〜 そこにもっとすっきりしたアイデアとかメッセージが欲しかったかな・・ まあ、コーヒー2杯分だとこれくらいってことなんでしょうか(^^)
 #自分にもメッセージがある訳でもないのに、えらそうに書いてしまいました (反省)