INTERNET magazine

 何年ぶりかで INTERNET magazine誌を購入しました。 本屋でPC系の雑誌を眺めていたところ、Tim O'Reillyのインタビュー記事とWeb2.0の特集記事が載ってたのがふと目に付いて、思わずレジへ・・1,050円(PC雑誌ではちょっと高い)。
 ここのところの「Google」の提案?やこの「はてな」のサービスのコンセプトについて、漠然としてた自分自身の現象理解と、これらの新サービスのバックボーンとなるロジックがすっきりと纏められており、「そうかそうだよな、ふんふん、そうなんだよな〜」と読んでしまいました。 あらためて考え直してみるとWeb2.0で語られていることって、極めてまっとうなアプローチで、技術論というより人間工学的というか哲学的アプローチです。 数年前からあちこちで見えてきていた胎動が、一般ピープルに理解できるレベルで語られるようになったってことでしょう。 世間ではこういうのを「コロンブスの卵」って言うんでしょうね。
 Jeff Bezosがおよそ2年前に語った「まだインターネットは始まったばかり:"It's Day One for the Internet"」って言葉の裏側にはネットサービスに対する深い洞察があり、ブラウザを開発しながらも消えてしまったNetscapeには見通せなかった部分ってことなのか(時代が早すぎたせいもあるのかもしれない・・) そしてBill Gatesからもパッケージソフトビジネスからの脱皮を進めるとの宣言もあり、さらにここ数年のBIG WAVEになるのは間違いなさそうです。
#広告によるビジネスモデルにも限界(臨界点)があるだろうというのが私の仮説です(爆^^)
 もちろん次のパラダイムシフトを起こそうとアイデアを試している多くのベンチャーもいるわけで、いやいや気持ちはとってもInspireされますよね〜 ただカラダは重くて・・
 ところでタイトルに挙げた「INTERNET magazine」って実はとても懐かしい雑誌で、創刊号は1994年9月発売ということで、既に12年だそうです。 私が買ってた頃は平綴じで厚さが25mmほどもあり、ずいぶんと重い雑誌でした(その半分ちょっとはプロバイダの広告だったような)。 しかし今回購入したのって、いわゆる中綴じのホチキス止めで130ページくらいの軽い雑誌になってました。
 最後に買ったのって・・ 家にISDNを引いてMN128SOHOってISDNルータを使って、cityfujisawaにアクセスしてた頃(1998年頃?ナツカシ〜)です。 速度も64kbpsで遅くて・・その上にダイヤルアップで時間課金だったな〜
http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/000935.html
http://www.ntt-me.co.jp/mn128/soho_index.html