公民館文庫

 ここのところで読んだ本:
「砂の文明・石の文明・泥の文明」松本健一 とても面白かったです。 こういう考え方や知見をストックしていくことが "日本" には大切なんだなと思った次第。
「歴史と風土」司馬遼太郎 ちょっと時代を感じさせる部分もありますが、日本とアジアのギャップ?を "スッキリ" とはいかないまでも、これまでよりはかなり身近に感じられるようになります。 ふ〜む、日本はいったい何の文明と呼ぶのがよいのでしょう?
鬼平料理帳」池波正太郎佐藤隆介 料理に関しては江戸の文献から研究されているので、小説ではあるのですが、概ねその時代の "味" を再現されていると思います。 高度経済成長以来、効率化というキーワードのもとに "たべる" ということが疎かにされてしまってるなぁと感じてしまう訳です。