Equipment Rules of Sailing

 朝からの小雨の中、江の島にある神奈川県女性会館でJSAF主催の "ERS講習会" が開かれたので参加しました。
 ヨットが道具 (艇やセール) を使っておこなう競技である以上、その道具 (ここではEquipment:装備) と艤装 (Fitting) の公正さ、公平さを担保するルールが必要で、世界的には ISAF で公式書類として公開されています。 一方、各協会や開かれる大会においてはそのルールの運用・実施というのが問題になるわけで、今回の講習会は ERS (ルール) の概説と実際の運用について学び、競技会等でその実施に当たれる人材 (計測員等) を育てるという主旨のものです。
 基本的な考え方は「競技に参加する選手の為に、公平・公正に競技に臨める環境づくりの手伝いをする」というところです。 テーザー協会からは私を含めて5人、全体では50人を超えるセーラーが集まりました。 テーザーはクラスルールの運用 (造船時) で大枠を決めてしまっており、"ERSによる定義" とは合致しないところも多々あるのですが、メジャラーの存在意義という点では基本的なところは同じですので、勉強になるものでした。 あとは少しテーザークラスの立場で "ERS" を読み返してみたいと思います。
 http://www.sailing.org/equipmentrules.php