大山

 空は快晴〜but 天気晴朗ナレドモ波高シ! 朝のYahoo天&江の島風速計で既に西南西の風10mオーバー
 どうするどうする? こんなにいい天気なのにうちにいるの? どこかへ行こうよ! ということで、西やら東やら、街やら野原やら・・と急遽いろいろと検討しつつ家族会議のうえ本日は "山" ということになりました。
 という訳で、神奈川県の "山" と言えば「大山」でしょう! って、長く住んでるくせに一回も行ったことがない(^^;) もちろん知ってます、知識では「大山参り」とか「道灌まつり」とか・・ でも実際に見たことはありませんでした。
 小田急沿線だし、いったん藤沢まで出れば駅で色々と情報があるだろうと思い、まずは藤沢へ向かいました。 するとありますあります、大山フリーパス券というのがあって、相模大野経由で伊勢原までの区間と、ケーブルカー、間の神奈中バスの2日間乗車券がついたフリーパス券で、とっても便利そうです。 パンフレットをいただき、親子4人分のチケットを購入してさあ出発!
 さてさて、ずいぶん遠回りをするよう (とんがった二等辺三角形の長い二辺を鋭角にターンするみたい) に小田急は走ります。 折り返し点の相模大野から小田原行きの急行で伊勢原下車、駅の北口を出てからすぐ左手に「大山ケーブル行き」のバスが停まっていたので、これに乗ります。 すでに同じような地図を持ったおじさんおばさんがいっぱいです。 ちらほら若いカップルやチビッコ連れもいたりします。 最初は町中を走っていたバスも5分もすると田舎の風景〜だんだん山が迫ってきます。 最後は脇の枝をこすりながらグググッつと最後のロータリーまで川沿いを登りきります。 それでもって着いたところが「こま参道」の入り口でした。
 「こま参道」へ到着した頃、時計は12時に近づいてました。 お〜早めにお昼にしようネ・・ ということで、中村屋さんというお蕎麦屋さんに入りました。 こどもはうどんとそば、大人は釜飯で腹ごしらえ。 いのししの味も結構な味わいで◎。 たべた後はケーブルカー乗り場までお土産物屋をひやかしながら階段を登っていきました。
 ケーブルカーで45度くらいの急傾斜を6分ほど登ると阿夫利神社下社まではあとわずかです。 いやいやこういう場所によくまあ建てたものだと思います。 この高さまで来ると紅葉がきれいです。 見晴し台からは相模湾が一望。 江の島は遠くに霞んでいますが、たぶんあのあたりが我が家というのは判ります。 ということは我が家からもここは見えるはず (高性能な望遠鏡があれば^^)・・ でも肉眼では遠すぎて見えません。 下社の左手側にさらに急階段の山頂への登山口?があります。 時間的に見ても NG ということで、次回?のお楽しみにしました。
 さて、下社からの下山ですが、ケーブルカーに乗ってしまえばすぐですが、どうせ下りならということで、"女坂" を下ることにしました。 やや薄暗めの石段 (といってもずいぶん昔の山道です) を体を斜めから横向きにしながら足を出していきます。 子供を二人連れて気を付けながら下るのは結構大変。 目の前で歩け歩けクラブみたいなお年寄りが足を踏み外して軽傷を負うのも見てしまったし・・ 途中どんぐりを拾ったりしてたあたりはまだ余裕を見せていた私ですが、後半傾斜がやや緩くなったあたりではだんだん足が出なくなりました。 山下りは膝に来るとか言いますが、まったくその通り。 落下する体重をショックアブソーバみたいに支え続けたせいでしょう・・ なんとも力が入らないのです。 ふぅ〜 慣れない山では体に要らぬ力が入っているのでしょうね。 やっとこさっとこケーブルカー乗り口まで降りてきた時には手すりが必要でした(><;)
 帰る前に「こま参道」で「干しいちじく」「ショウガの砂糖煮みたいの」を買いました。 懐かし過ぎる感じのお菓子?です。 娘達は「ひょうたんから独楽」というストラップを買いました。 買い物は◎ 近くて高い大山ですが、ただの山ではなくいろいろと楽しめるので家族で出掛けるにはちょうどいいかも。 次回?は早朝から来て山頂までですかね。 下りのことはよく考えないと! #でも春はダメです。 あたりは杉がいっぱい〜