オリンピックウィーク

akaisan2007-09-08

 さてさて、いよいよレースです。 金曜日のノーレースを取り返すべく、運営スタッフは7時30分集合し運営艇を下架します。 スロープからはうねりも見えるし、ブローはピピピと吹いてるし・・ 第一マーク艇としては当然カッパ持参です。 マークとアンカー、運営キットボックスを持って、9時25分予告信号に合わせるべく藤井艇長は「運営艇やまゆり」のスロットを上げ、羽柴さんNRO、松原さんNRO、私を乗せて8時半に出航しました。
 白灯台を回ったところでまずはどっぱ〜んと波をかぶります。 どこに掴まるのが一番いいか考えながら、グリーンフラッグをポールにくくり付けます。 セーリンググローブも持って来て正解。 よく見りゃテーザーに乗ってるのとほとんど同じ格好です(^^) と思う間もなく「やまゆり」はギュインギュインとスピードを上げ A海面の南の端へ・・ 風は200度くらいでビュービュー吹いています。 本部船はハーバーを出てすぐのあたりに設置されたようです。 上マークは定置の近くに一度落としたのですが、4マークとの距離を取るためもうコースを少し西にずらすとのこと。 もうすぐそこに魚礁のブイがあって、それ以上は伸ばせない〜というところに打ち直して設置しました。
 さてレースはまず9時30分に「RS:X」ボードセーリングがスタートしました。 いや〜この風と波だと速い選手はカッ飛んできますし、回航後はさらにプレーニングしてサイドマークへ向かって消えていきます。 続いてゼネリコ後の「470」ですが、こちらはトップから真ん中くらいまでは続々とやって来ます。 我々は上マークのさらに風上30mくらいのところで波にもまれながら回航順位を記録していきます。 一人が読み上げ、一人が記録。 クラスが変わると記録係は交代。 ときたま別のクラスの回航が重なったりするので記録係は二人は必要です。 艇がある程度間隔を置いて来てくれれば楽勝なのですが、ぐわ〜んと固まってやってくると (とくに第一上マークは団子になってくる) もう読み方書き方ともに必死です。 当然記録係はレース、とくにエキサイティングな上マーク回航・・は見れません。 ただひたすら正確な記載に専念です。 ちらっと見たトップの選手(AUS 311) のピタッと安定した走りが印象的です。 その後の「レーザー」「シーホッパー」はシングルハンドのハイクアウトハード艇です。 これだけ吹くと上マークまではきついよね・・ と思いながらもレースは進み、だいたい1時間+αで第一レースが終了。 次のレースになりました。 ここでも速い選手はやっぱり速い・・ 後ろのほうでは時おり沈艇も出ました。
 午後に入ったくらいから風も波もさらに上がりはじめ、結局本日は3レースを消化したところでAPとなりました。 う〜ん、気持ちの中ではホッとしたというのが正直なところです。 3レース終わったところでまだ午前中だった時には「昨日レースできてないし、今日は5レースやるに違いない・・ この波に軟弱な体が最後まで持つじゃろか・・」といったところでした。
 ハーバーに戻って各マークの回航チェックシートの回収、集計された成績表のチェックを手伝いました。 ここはなかなか緊張するところです。 いづれのチェックシートも「紙に鉛筆」ということで、あの波の中なのでクシャクシャだし、破れてたり濡れてたりです。 いくら近代的な電子機器があっても、最後に確認できるのはやっぱり「紙」ということで、このスタイルは当分?変わらない模様ですネ。 そして、なんとかデータが収束したところで運営艇をクルーザーヤードへ回航。 補給が必要な運営艇にはジェリ缶で運んで20Lくらいガソリンを足したりしました。
 昨日は台風ノーレースだったので、夕方うちに戻りましたが、本日はJSAFのみなさんと島内の民宿重助に泊めてもらいました。 といいつつ、民宿に行く途中の食堂で集計の廣田さん、羽柴さん、松原さんとBeerで軽く乾杯 (だって〜お疲れさま!^^;) 重助ではすぐにお風呂に入り、6時過ぎの夕食へ・・ いやいや末木さん中心にみなさん昔話に花が咲く咲く(^^) でもみなさん飲み過ぎないように?(たぶん) だったと思います・・明日もうねりは残りそうだし・・ 私はもう起きてられずに9時前にだったか、少し早めに寝てしまいました・・・