新チャンピオン誕生

akaisan2005-11-20

 最終日二日目、朝は快晴微風。 昨日のことがあるのでほとんどの艇は緊張気味に艤装をおこなっているようでした。 運営メンバーは8時集合、全体ミーティング。 本日の第一レースは9時半に遅れないよう事務局から通達があり、8時半には本部艇、運営艇は出港です。 カッパを着てTKMTくんと一緒に本部艇モラモラに乗り込みました。 北の風から西の風とブローによってわりと大きくシフトが入るコンディションです。 マークの位置も決めるのは難しく、最初のスタートは予備の上マークでのレグになりました。 スタートからのスターボではラフの風で上位置の艇がグッと伸びたかと思いきや、我慢して下で左に伸ばした艇が最後には追いついたりと、なかなか難しいコースです。 しかし早い艇は常に早い・・ 結局同じようなシフティーな微風の中、ショートコースで2レースをおこないました。
 しばらく風を待っていたところ、四日市の方にブローラインが見えてきました。 北の風がこちらにやってくるのかな〜と思っていたら、いきなり北西のブローがピピピと入ってきました。 お〜ちょうどいい風や〜と話す間もなく風はビビビビビーと白波を蹴立ててやってきました。 お〜またサバイバル・・ みればスタートランのすぐ下で2艇ほど沈してます。 でもとにかくやりましょう! とのことで、スタートさせることにしました。 このころ風は6mくらい入ってました。 予告信号の頃かなり下有利だったのですが、スタートの瞬間は上有利にシフトが入ってました。 どっちにしろ、起こして走るだけです! 上位レベルの艇はMAXブローで10mくらいまで吹いている中をバンバン走っていきました。
 このレース、2761の葉山Kamakazi-Massaペアが食らい付いてくる2位艇を押さえて1位で走り切りました。 強風下のセーリングスピードも、コースも、タクティクスも素晴らしく、運営で見ていてもしびれるようなレースでした。 初日1-1で走った浜名湖HSGW-ARKチームを2日目に逆転しての新チャンピオン誕生の瞬間でした。 表彰式でも二人してホントに嬉しそうでした。
 さて、昨年までのチャンピオンは来年早々タイに転勤することになっており、このレースが乗り納めです。 こちらはまた2年後?に戻ってきてくれることでしょう。
 運営全般をお願いしました、三重県連の皆様、素晴らしいレース運営と強風をありがとうございました。 現地の唯一のテーザーセーラーKWTさんには大変おせわになりました。 またスピーディーな救助にあたっていただいた津YH関係者の方々、本当に助かりました。 ありがとうございました。