小論文の書き方

akaisan2013-02-19

寒くて冷たい雪がなかなか止まなかったですね〜
ということで、この一冊。
12年前(2001年)の本であり、ちょうど20年前(1993年)からの週刊誌(文春)の連載の抜粋をまとめた内容です。 一昔前に書かれた内容なんですけど、この20年くらいがいかに日本の社会が停滞しちゃってた時間だったかを感じることができます。 とってもデジャビューな気持ち(使い方間違ってるかな?)のする読後感・・・
2007年に副知事になるよりもずっと前からこういったことを文章にしてた訳で、猪瀬さん本人が知事になって、たぶん頭の中はやりたいことがてんこ盛りだと思うので、東京都がどう変わるか興味津々です。
ツイッターもその一つで、あれは目立ってますが、猪瀬さんのハンドリングの本質は多分目立たないところでしっかり押さえていくタイプじゃないかな。 都庁職員というのはほとんど官僚みたいなものでしょうから、スタンドプレーをやるとあっという間に梯子を外されるだろうことはよく判っていて、尚且つ高圧的でも反発を食らうだろうことは充分前例がある訳で、そこらあたりの手綱捌きが見所だと思います。
この本のタイトルは「小論文の書き方」となっていますが、文章の組立て方指南みたいな内容は全く無くて、そうですね・・ 「学びたかったらソースの味を舐めてみて覚えろ」みたいな感じです。