咸臨丸

 今回図書館でたくさん借りた中から最初に手に取ったのが、帆走 27000キロ-新生咸臨丸航海記-という本でした。 いやはやメチャクチャ面白くて 2時間ほどで読み終わってしまったのですが・・・
 正直に言って、この「咸臨丸」の存在を今日の今日まで知りませんでした。 情けない・・・
 キーワードは長崎オランダ村日本郵船ということで検索してみたのですが、国内各地での体験クルーズやチャータークルーズという形で日本各地を回るように活用されていたらしいのですが、2003年11月にマレーシアの会社に売却されて、もはや日本には居ないそうでダブルショック。 写真で見てもとても素晴らしい帆船なのに、なんとか日本に保持できなかったのでしょうか。 それも陸置きやドックに固定されるのでなく帆走れる形で・・・
 それと著者の野崎利夫さんが 2009年 7月 4日に 67歳で逝去されていたということ・・・ 亡くなられる 7月まで日本郵船歴史博物館にお勤めだったことを知ると、その前を通りがかったことはあったのに、これまで入館したことがなかったことが残念です。 近々に訪ねることを心に決めて【日本郵船歴史博物館友の会】 に登録を済ませました。
 追記:その後の「咸臨丸」ですが、"PUTERI MAHSURI" という船名で検索すると現在の活躍?を見ることができます。(文章は読めない・・・)