横須賀周遊

akaisan2010-03-22

 上の娘は今日から合宿に入ったので、連休最後は奥さんと下の娘とで横須賀へ行ってみました。 昨日までのドンブキも収まって気温はやや低めだけれどスッキリと晴れそうな感じでした。 9時半過ぎに我が家を出発してまずは小田急へ。
 大船駅からの横須賀線は最初は混んでましたが予想どおり鎌倉でガランとしてしまい、そのまま逗子〜東逗子〜田浦をすぎて、横須賀駅にもあっさりと到着です。 左手はきれいに整備されたベルニー公園のウッドデッキの遊歩道になっています。 ここをテクテクと歩いて YOKOSUKA軍港めぐりクルーズのチケットブースに向かいました。 朝一 WEBで調べたところ、前日までであれば予約も出来たようでしたが当日は予約できないとのことでした。 運行会社に電話で予約状況を確認したところ、10時半から当日分の乗船券を発売するとのことで、こちらはまだ余裕があるとのことです。 ちょっぴり遅れましたが 10時 40分くらいに桟橋に到着したところ、チケットの列には既に 20人くらいが並んでいて、11時出航の第一便は売り切れ、12時のチケットも "残りあとわずか" と掲示されてました。 こりゃ遅くなるかなと思ったのですが、順番が回って来たところで残りの数枚からなんとか 12時の券を 3人分ゲットすることができました。
 このクルーズはだいたい 45分くらいの時間で米軍基地と自衛隊基地とを沖側から観察?するのが主旨なので、NAVY好きにはなかなかたまらない面白さがあります。 もともとは湾内の海域は全て軍用のもののようで、遊覧船などは近寄ることはかなわない存在であるようなことでしたが、「まあ基地の理解を得るためには多少の情報開示も必要であろう」みたいな判断がされてるのかいな?と思わせるようなクルーズなのです。 何時どんな艦艇が停泊しているのかは情報はもらえないみたいなことでしたが、今回は両軍ともうまいぐあいに様々な艦艇が停泊していたようで、解説の声 (艦名とかタイプとか大きさやら乗組み数、コストまでいろいろと教えてくれるのです) も熱がこもっていました。 特に第 7艦隊の巨大空母ジョージワシントンは遠目でもその大きさには圧倒されてしまうド迫力でした。
 さてクルーズに参加したあとは軽くお昼ごはんをたべてから10分ほど歩いて記念艦三笠を訪問しました。 大きさは比べるべくもありませんし、一度は武装解除されて丸裸になったり、いまでは下半身は埋め立てられてしまってる訳で、チョッピリどころか大いに我彼の差を痛感してしまうのですが、なんたって 100年ちょっと前のここ一番の大勝負で日本を守ってくれた戦艦です。 東郷元帥も指揮を取ったであろう艦橋に立ち、やや傾きかけた日差しの中で右舷側から北東のブローを受けていると、遠い昔に遡って近代の歴史の空気を感じてしまいました。
 おみやげはもちろん Z旗です!