初セーリング

　12日のリターンマッチということで、前日のライブ＠関内は終わり次第そそくさと帰宅(^^)　窓の外の桜の枝も揺れはなく、朝の日差しはキラキラしてました(^^)
　ということで 8時 5分にうちを出発〜 小田急-JR-バスと乗り継いで、ほぼ 9時ジャストにハーバー到着です。　しかし・・防波堤の向こうはなんだか黒々した海面に小さな羊が遊んでいます。　シュロの葉っぱもざわざわ・・　艇にハシゴを掛けていったん艤装はしたものの、だんだん風は上がりそうとの天気予報もありいったんクラブハウスに戻ることにしました。　いっしょに乗ろうとしていた J号のメンバーはこの隙にエンジンオイル交換。　沖のほうでは葉山のクラブレースでしょうか、10艇くらいのセールが集まっています。　そうこうしてるうちに11時頃には風の感じも軽くなってきたようなので出航することになりました。
　西南西10mくらいでしょうか・・　ちょうどハーバーから沖に向けた時に真向かいになる感じなので、うねりのような波もどっか〜んとぶつかってきます。　ポートでメインと 3番を揚げたところで、久しぶりなのでとりあえず全員ライジャケ着用です。　刺し網をかわしたあたりでスターボへタック、艇速は 7〜8ノットでちょうど大島の東端を目指すような感じです。　ちょうど太陽が真向かいにあり、空は青く海面は白く、輝きまくってます！　富士山はすそのほうまで真っ白で、そこから相模湾を渡ってきた冷たい空気はクッキリと澄み切って最高です。
　10分も走らないうちに輝きの中に怪しいブイを発見。　「あれなんだろね〜」と思う間もなく「タック〜」で避けました。　あぶないあぶない・・　気が付いて良かったです(^^;)
　いったん少し沖出ししてさらにスターボを伸ばします。　長者のあたりでは風も落ちてきて南の軽風モードでした。　3番じゃちょっとモノ足らないかも？　なんてみんなで話してましたが大島の方向は海面が再び暗めで、数艇見える沖の漁船はまっすぐ西に向いてます。　芦名か佐島に入ろうかとバウをおとしつつお昼の相談をしていましたが、「怪し目〜来そうだね〜」と行ってる間にビビビとブローが入ってきました。　これが入ったのではどちらの港もあまりコンディションは良く無いだろうとは想像ついてるので、すぐに議論は収束し「逗子にもどろう！」ということになりました。
　さてさて帰りのレグはアビーム〜リーチングなのでこれは速いです。　葉山沖まで 12〜13mのブローに乗って 9ノットオーバーでカッ飛んでいく感じでした。　ところが・・裕次郎灯台を見る頃にはまた風がゆるゆるになりました。　葉山のレース艇団もややヒールのクローズですれ違います。　おなかも空いたのでこちらはとうとうエンジン始動(^^;)　遅めのお昼は歩いて小坪の "めしやっちゃん" へ行きました。　艇を洗う頃には日差しも少しだけ西に傾きましたが、海面のキラキラ感は「もう春だねぇ」というところです。
　そうそう、今日の相模湾にはどうやら西風のトンネル？見たいのがあった感じがしてます。