おやじの練習

 あるプロジェクトが進行しています。 2006年の夏に初めて実現され、今年で3年目とのこと・・・ おやじの参加予定会員は 5〜60人。 当日は流れと役割を決めて時間ごとにチームを組み、一連の作業を手分けして、二日間で "数千本" をこなさなくてはなりません。
 一番フロントに立つのは8人。 二人ずつでペアを組み、"ムラ無く・過不足無く・効率良く" さらに "高品質" に仕上げる責任を持ちます。 本日の主旨として "初めてやる" 一年生のために基本の基本というか、3年目の "ノウハウ" を伝授することがありました。 熟練の先輩たちからは「もっと片寄せ合わなくっちゃ重力で回っちゃうんだよ」とか「そりゃちょっと浸けすぎじゃないか」とか「お、なかなかいい出来になってきた」とか・・ 叱咤激励の声が掛かります。 歩留まりを上げるのはちょっと時間が掛かるかもしれませんが、そこは先輩がサポートしつつ流すので大丈夫でしょう。
 裏方の準備も大変です。 調達部隊からの報告によると、今年はオリンピックの影響で材料の手配もかなりタイトだったようで、タイやベトナムの商社まで確認をとり、なんとか 5,000本までは確保出来たとのことです。 昨年の実績からは少し足らないように思いますが、平日を挟むので多分足りるでしょう。 その他の器材は昨年までのものがほとんど使用可能なので特に問題はなさそうです。 準備用のテントを格安で見つけたとの情報が入りましたが、千葉館山のホームセンターでの話で、神奈川県では売られていないようでした。
 顧客の流れと裏方の流れをよりスムースにするため、これまでと一部レイアウト変更を入れる案が検討されています。 シミュレーションではうまく行くとの報告が上がっていますが、実際の現場で数十人の待ち行列が発生した場合にどうなるか・・ これはやってみなくては判らないと思われ、今のところ全員一致で「なんとかなるでしょう〜(笑)」となっています。
 そのほか、今年は他の参加者チームと共通に "垂れ幕" が準備されました。 書の心得のある会員が墨でシンプルに仕上げました。 あちこちに才能があふれている会員が揃っているという "強み" が今のおやじの会を支えていますネ。
 ひととおり練習会と後片付けを完了した後、坂の下の隠れた名店「上海菜館」で軽く?打ち上げとなりました。