琵琶湖ミッドサマーレガッタ

akaisan2007-08-26

 懐かしの琵琶湖です・・ 思い起こせばン十年前? ここでレースに出たなぁ (懐^^;)
 そうなんです、柳が崎ヨットハーバー。 BYCの建物がど〜んとあって、スーパー銭湯なんかあって昔の面影はほとんど無いのですが、ボートヤードへのアプローチは・・そうそう、こんな感じだった〜 (懐×2) で、裏側に回ると・・ あったあった!三角形の立命館大学の艇庫! いやいや思い出します。 あの時 (お正月だったね〜) は三井寺に泊まって、朝起きてハーバーに行ったら艇の中の水がシートとともに凍ってたんです。 ずいぶん寒かったぁ・・ 空も暗くて風も強くて、上マークへのアプローチ最後のスターボレグ、比叡おろしのブローがトラッピーズ全開で起こしていた自分の艇の真ん前にシフト・・ セールがシバしたと思ったら絵に描いたような逆ヒール沈・・ あの時浅い湖底に刺さったマストはちょっぴりベンドしてしまったのですが、「あ〜ええですよ、自分らもよくありますから」などと言いながら、マストの先を艇庫の外階段に差し込んでクキクキクキと直してしまったのが、今のクルーザー仲間のKzkwaクンです。
 と、ここまでは昔話でしたが・・ 今回はテーザーミッドサマーです。 真夏のビワコ SAILおおつというオープンレースに相乗りする形でのレースに参加するべく、Knko会長夫妻と稲毛からやってきました。 天気予想図は高気圧がま〜ったりと琵琶湖上空どまんなかあたりにあって、ほとんど近畿圏を1〜2本の等高線で覆ってるような状態です。 当然?朝のハーバーから見たら予想通り?まるで鏡のような湖面です。 朝の日差しをふくらはぎの裏側にチリチリと感じながらの開会式の後、すぐそこのレース海面へ向けて出艇しました。 風は0〜0.1mくらいでしょうか・・天気は快晴 = 100%暑いです。 昨今はやりの熱中症にならないように帽子+飲み水とゼリーは充分ですが、いったいレースは出来るのでしょうか??
 しかし第一レースに向けてAP旗は降下されました。 この時の風? う〜ん、0.5mくらいは吹いていたと思います。 ちょっと重量級の我らには辛い微風・・ スタートは下目からまあまあでしたが、やっぱりこの超微風ではシングルハンドの軽量艇が有利かなぁと・・ ここまでは理解の範囲です。 でもでも・・ なんだかみなさんニョロニョロ進んでます。 ン? なんだろう? なんか違う・・ お〜? ほとんどの艇がラダーを後ろにスイングさせています。 ふつうは垂直に降ろすところを、だいたい45度から60度くらい上に持ちあげて走らせているのです。 しかもしかも、みなさん体が前へ後ろへユラユラユラユラ・・ あ〜もうこれ以上は書けません・・ 自分たちはトライしようにも体が金縛り状態になってしまいます。 浅い湖面で藻がいっぱい浮かんでいるので、引っかかるのを避けるためラダースイングだけはKnkoさんに取り入れてもらいましたが、ちょっと吹いて来たときのことを考えると・・いやはや怖かったです。
 このレースは最初のレグで左に突っ込んだおかげでまわりの艇に比べてちょっぴり風を拾うことができ、4着 (テーザーでは3着)とまあまあの順位でフィニッシュできました。 次のレースは少し風が出て来て、1〜2mくらいでしょうか。 残念ながらスタート失敗・・ 下有利ラインの中で、下の集団の混雑に巻き込まれてしまい・・ 途中風を拾いながらなんとか順位を上げて行きましたが、ロールタックはなかなか決まらず、タックのたびに艇が停まってしまって・・ この第二レースは12着 (テーザーでは7着)フィニッシュとなりました (涙) 合計の結果としてSAILおおつ総合成績では8位、テーザーでは4位というでした。
 今回、SAILおおつのレースに参加したテーザーは全部で11艇でしたが、総合成績でも1,2,7,8,10位と上位をたくさん占めており、琵琶湖のなかで「テーザーというのはずいぶんと速いもんでんなぁ〜」 と話題になったことは間違いありません。 スポンサーの京都新聞にもデカデカと写真入りで記事が出たそうで、テーザーにとってはなんだかうれしくなる遠征でした。 たぶん来年はレーティングが上がるでしょう (笑)