江の島ミッドサマー:ニュースレター用原稿をここに

実際にこれを書いたのはもう少し後なのですが・・ ここに載せることにしました。

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 猛暑となった2007年の夏休みもそろそろ最終コーナーを回ろうかという8月18日土曜日、江の島ヨットハーバーにてミッドサマーレガッタが開かれました。
 ん?ミッドサマーと言えば猪苗代・・とすぐに連想されるくらい、ここのところ恒例の夏のイベントとして定着していた猪苗代ミッドサマーですが、母体となる「猪苗代国際オープンヨットレース」が残念ながら昨年の第22回大会をもって終了となってしまい、今年8月18日-19日予定のテーザー猪苗代ミッドサマーもキャンセルとなってしまいました。 実は今年は協会として関東(猪苗代)と関西の二つのミッドサマーを開催し、どちらか参加で皆勤賞該当とするという計画を立案中でした。 関西からは「8月26日に琵琶湖ミッドサマーを」という形の提案があり、着々と二つのミッドサマー計画が進んでいた矢先だったのです。
 そのような状況の中、江の島フリートでは高橋キャプテン以下、猪苗代の代わりの夏のイベントを江の島で開けないかと検討を始めました。 今年江の島では年間16回の定例トレーニングレースが予定されており、8月18日のレースに参加させてもらう形であれば、短期間の準備でも「江の島ミッドサマー」として江の島フリートで公式レースをホスト出来るのでは・・と議論がスタートしたのです。 真夏の江の島と言えば天下に自慢の大混雑が予想されますが、ここは一つ夏の湘南とシーブリーズをエンジョイしていただこうと意見がまとまりました。 やると決まれば動きの速い?江の島です。 メーリングリストと週末ごとの簡単な打ち合わせとで準備も進め、公示を作成してちょうどひと月前にWEBに掲示してもらうことができました。
 そして迎えた当日の江の島は・・ 猛暑が続き熱中症が心配されていた今年の夏でしたが、出艇した頃は北東〜東北東の風で、ほぼ3〜4m/sくらい。 真夏なのに薄曇りで北東の風が涼しいという絶好のセーリング日和となりました。 参加24艇による全5レースを実施した結果、優勝は稲毛のHRO夫妻が飾り、輝くミッドサマー3連勝となりました。 2位はやはり稲毛のKNKo夫妻、3位は江の島の我が家という、涼しい中でしたが、"熱い夫婦間?の闘い" となりました。 #我が家は久しぶりに参加した奥さんと3位に入賞出来てとってもハッピーです! うれしいことにヤング参加者も増えてきて、親子参加のKamakazi艇は小学生の俊介クンがクルーで出場 (洋上でみんなに声を掛けてました〜 ^^)、また高校生コンビのSZKi・SKai組はKMC横浜ジュニアヨットクラブ所属で、今年は皆勤賞もターゲットです。
 コンディションとしては午前中は時おり左の岸寄りからパフが入り、最初の2レースはポートのラインぎりぎりまで左に入ったほうがブローを受ける確率は高かったように思います。 お昼くらいからは東のブローも入り始め、風の強弱とともに20〜30度くらいシフトすることもありました。 第4レースは風が落ち、やや波が残りつつ左や右のパフがころころ変わる難しいコンディションでした。 各レースで上位は入れ替わり、成績表を後で見直すとレースごとに順位が入れ替わるような接戦でした。 各レグによっても順位は変わりましたが、自分の反省も含めて、風の強弱に柔軟に合わせて艇速をキープすることと、タックのタイミング、タック後の艇のスピードチェック・・等々、集中力の持続が上位に残るポイントだったように思います。
 参加者のみなさんお疲れさまでした。 また運営に当たっていただいた神奈川県連、藤沢市ヨット協会のみなさん、レース委員長をお願いしたYMTKoさん、お世話になりました、ありがとうございました。 今年はオータムレガッタは琵琶湖で、ミッドウィンターは2月17日に再び江の島で実施予定です。 2月の相模湾はちょっぴり寒いかもしれませんが、ホットにセーリングしましょう!

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