夜中のテニス?

 明け方全仏テニスの放送をやってたのを奥さんが見てました。 Liveで女子ダブルスの決勝。 私はゆうべ早くに寝てしまったので、朝4時くらいに目が覚めてしまったのです(^^) 残念ながら敗れたものの、杉山/Srebotnik組が準優勝! コートに立つ他の選手との体格差 (みんな180cm以上・・) を考えても素晴らしい成績ですね。 だけど・・決勝戦なのにスタンドはガラガラ? 全部で10人くらいしか観客がいないです。 あれっダブルスの人気ってこんなものなんですか? でも試合後の表彰で準優勝組への銀皿トロフィーの授与が終わったところでTV放送は男子準決勝録画へ切り換え・・ (おいおい、いくらなんでも優勝選手(Molik/Santangelo組)に失礼ではぁ〜 (^^;))
 その後の男子準決勝はFedererとDavydenkoの熱戦でした。 こちらは観客席は超満員。 しかもゲームも緊張感のある大接戦でした。 素晴らしいプレーの連続でしたね。 印象的だったのは二人とも徹底的にポーカーフェイスなこと。 笑顔ゼロ、苦しそうな表情も気合いの掛け声もゼロ (TVの音を消してたせいですか?)、もちろん判定に対するクレームもゼロ・・ う〜ん、これってカルチャー的にはローマのコロッセウム〜 かつて剣闘士の対決やライオンとの対決を見せ物に楽しんだローマ時代の再現なのでしょうか・・
 考えてみれば "相手との決着を付ける" という点では、ぼろぼろにやられてもボールを追わなくてはならないし、負けても死には至らないにしてもテニスというのはキビシい競技 (スポーツ) ですよね。 そして切り結ぶ戦士のような二人のプレーに緊張感があればあるほど観客側は大歓び・・と。
 今回最後の最後ゲームが終わった時、二人ともにほっとしたようなスマイルがあったのがより印象的でした。