テーザースプリングレガッタ2007

akaisan2007-04-29

 いや〜今年も熱い闘いだったぁ・・ すみません、帆走ってません (苦涙笑汗^^;) Photo by Namegaya-san
 葉山に向かったのは初日28日午後でした。 うちのあたりでは朝のうちから枝の葉っぱが揺れていました。 湘南港をみると6〜7mくらいで南西が入っていました。 天気予報では12時頃からぐっと強くなり、夕方には雷に注意・・ そして、スクーターで出発した時には江の島では既にレスキューが走り回っていました。 (この時湘南港では15〜16m)
 134号線を風にあおられながら、急げや急げと時に渋滞の脇をかすめつつ東へ向かいました。 からだをちっちゃくして前だけを見るようにしてないと怖くて走れません (^^) やっとこさ逗子湾へ向かうトンネルを出たところ、かつて黄色いバスのハンバーガー屋さんがいた崖のところで双眼鏡を取り出し洋上をチェックしました。 お〜さすがに誰もいない・・ と思ったのですが、まだ1艇が沈していました。 が、よく見るとすぐそばにゴムボートがついているし、二人してハルに上がっているようなので大丈夫そうです。 あとはハーバーに帰っているようです。 沖から湾内までぐるっと見回しましたが他にはテーザーはいないようでした。
 ハーバーに着いてみると多くの艇はすでに解装していました。 聞くと1レース目は風がなくタイムリミットが多かったとのこと・・やっぱり海は不思議です。 そして2レース目にどっか〜ん!と吹いてきたとのことです。 それを察知して早く帰ってきた艇もいたそうですが、帆走りつつも断念して帰港した艇も多かったらしい。 結果エントリー35艇中、完走艇は13艇の厳しいレースだった・・ でもでもみんないつものソルティーな笑顔でした。
 夕方新しくできた港湾事務所の建物2階でパーティーがありました。 今回の私 (ワタシ) 的重要オシゴトの一つ「Tasar of the Year」の表彰があります。 2006年度の協会活動のなかで会員としての活動ポイントを算出し、その年度の最優秀選手と皆勤賞選手を表彰するものです。 複雑 but 納得のEXCEL算出式は割愛 (^^) ですが、テーザー協会ならではのユニークかつ素晴らしい表彰制度なんです。 結果詳細は協会のHPを見ていただくとして、今回の「Tasar of the Year」を受賞したYmmtoさんからはサプライズな "発表" もあり、会場がどよめきました! おめでとうございます!! 皆勤賞は Ymmtoさんと "Fujin" のOk/Tteuchi組の3名です。 皆勤賞は年間6回の公式イベントに全て参加するだけという簡単そうな賞なのですが、これがなかなかけっこう難しく2005年は該当者無しだったのです。 でも協会として "活動を最も盛り上げている" という事実をこれからも表彰していこうと考えています。 #今回皆勤賞Tteuchi君は葉山フリートのメンバーとして運営に廻っていたのですが、今日2レース目の強風の中ウェットスーツを着て沈艇のレスキューに飛び込んだんだそうです! いつも笑顔のナイスガイ(^^)
 さて大会二日目の朝、魚藍荘から見る海面は北東の微風すかっと快晴でもひんやりという典型的な5月の爽やか天気です。 7時20分に朝ご飯をたべて出発! でも日曜朝の葉山漁港での朝市やOPの大会と重なっており、ハーバーに着いた時には駐車場は大渋滞・・ あぶずり食堂の前に両側からクルマが並んでいて二進も三進も (にっちもさっちもの変換です!) いかない状態でした。 江の島チーム2台はちょっと離れたコインパーキングに停めてきたとのことです。 スクーター大正解〜とよろこんでられません! 結局レース委員会の考えていた9時第一レース目標が1時間以上遅れてしまうことになりました。 う〜ん、なかなか難しいところですね〜
 桟橋や防波堤から全艇の出発を撮影した後、前出の港湾事務所の2階に設置された今回の陸上本部にあがりました。 ここからは逗子沖をぐるっと見ることができます。 ちょうどクッキリすっきり見える富士山の方向に本部船が設置されていました。 すでに風は南に振れ、2mと言ったところでしょうか。 双眼鏡を覗くとセールナンバーを読むのはぎりぎり難しいところですが、マーク位置や艇のハルカラーやジャケットの色は判るので、スタートからフィニッシュまでレースを追うことができます。 どうやら下有利のライン設置?のようで、ピンク色の艇やHrao艇、George艇が毎回シモイチを狙ってるようでした。 レースコンディションとしては、毎レースごと風が上がってくるような感じでした。 陸上からの感触ですが、2レース目くらいはセンターケースから上デッキ、3、4レース目は二人でハイクアウト、5、6レース目はややメイン出しといったところだったと思います。 6レース目は後半ちょっとブローも強くなってきました。 え? そうなんです、今回二日目は6レースを実施したのです。 だいたいトップ艇所要時間で30〜40分くらいのショートコースだったかと思います。 ショートコースだとスタートと最初のコースでレースの趨勢が決まってしまう傾向はありますが、沢山のレースをやると実力通りの成績になる確率はグッと上がりますので、今回は結果としては良かったのかなと思います。 もちろん運営に当たった葉山フリートのメンバーの負担も相当なものだったと思います(^^)
 レース結果の集計が終わって、今回は全日本チャンピオンKamakazi艇の敵無しの強さがクッキリと結果に現れました。 微風から強風までのコンディションで8レース2カットでNET8点、2位にトリプルスコアという素晴らしい成績でした。 ぜひぜひワールドでも表彰台を狙って欲しいと思います!