そうだ 京都、行こう!!!

akaisan2007-03-26

 いよいよ京都も3日目です。 天気は二重マル。 今日の朝ご飯はバフェーでなく「美濃吉」の朝定食にしました。 やっぱりここでも京の味(^^) 和食好きの次女もしっかり食べました。 最終日なんでチェックアウトの後、荷物をフロントに預けて出発です。 今日は気温も上がりそうなので子供達は薄手のニットにして上着はパス!
 今日はまず「清水寺」です。 京都観光の基本中の基本! ということで、月曜日の朝なのにバスも混んでます。 五条坂で下車したあとはひたすら?歩きます。 坂の途中は陶器屋さんが並んでいますが、さすがにこの時間 (9時前) には開いているお店はわずかでした。 ふ〜ん、と思ったのは大間違いというのはあとで判りましたが・・
 で、最後に急な階段を上るとそこが清水寺仁王門です。 さらに進むと「本堂(清水の舞台)」 桜が満開・・となってなかったのが残念! "つぼみがほころぶ" というところまでもいかず・・ あ〜ここのところの寒波のせいで遅れちゃったんですね。 でも観光客の多さはすごいですね。 飛び交う言葉も様々・・ 「音羽の滝」でもふと気がつくとあれ?何語? って感じです。 やっぱり京都ってとってもインターナショナル!
 ひととおり廻ったあとは清水坂〜三年坂〜二年坂と下っていきました。 このあたり朝からお土産物屋がいっぱいで、もう活気あふれてます。 清水寺さまさまですねぇ 我々も途中「七味屋本舗」「おちゃのこさいさい」で七味唐辛子や山椒しらすとかを買いました。 二年坂の途中で舞子さんに出会い記念写真も撮らせてもらいました。 もう、京都観光真っ盛りってエリアですねぇ。
 二年坂から高台寺にさしかかったところで、右に再び坂を駆け上ると「坂本竜馬の墓・中岡慎太郎の墓」があるのです。 京都の市街を一望します。 維新に向けての動乱の中二人は140年前に京都で亡くなりましたが、日本の行く末を今でもここから見ていてくれていると思うと思わず目頭が熱くなってしまいました。 このあと八坂神社に向けて祇園の道を歩きました。 もう気分はすっかりタイムスリップです。 維新の志士達もこの辺りで明日の日本について語り明かしたのでしょうか・・ 目を閉じると本当にドキドキしてしまいます。
 さあ急がないと・・!11時の京都御所の参観予約の時間が近づいてきました。 駆け足でバスとタクシーを乗り継いで10分前ぴったりに中立売御門に到着。 清所門の集合場所にはもう沢山の見学者が集まっていました。 御所の見学は事前にネットで予約しておいたものです。 清所門での皇宮警察の厳しいチェックの後、50人くらいを一グループにして説明の方がついてくれました。 申し込みをした時点で1時間コースは満杯だったので、35分短縮コースというのでしたが結構充実した説明がありました。 今回驚いたのはなんといっても「小御所」と「御学問所」ですねぇ 王政復古や大政奉還徳川慶喜の処分について、当時まさにこの場で山内容堂や西郷・岩倉がぶつかっていたところです。 御所というのも歴史の生証人なんですねぇ・・ 今回ちょっと桜には早すぎてしまったのかと思っていましたが、御所の北側の桜はちょうど満開でした。 早咲きだったようです。 ラッキーでした。
 さてさていよいよ終盤ですが、このあと我々は銀閣寺に向かいました。 御所と同志社大学の間にちょうど銀閣寺行きのバスが通りかかったんです。 グッドタイミングで乗り込んでしまったので、ちょっとお昼ごはんのタイミングは逃してしまいましたが、そのまま銀閣寺へ向かうことにしました。 バスは京都大学の間を抜けて、北白川の「銀閣寺道」というところでバスを降りました。 銀閣寺に向かう道すがらはちょっとしたお土産物通りはありますが他のところと比べるとコンパクトです。 向こうの山には大文字の痕が残っています。 中に入ると・・うんうんうん、銀閣は地味じゃ〜 禅宗のストイックさを表現しているのでしょうかネ。 苔のサンプルが展示されており「大切な苔:24種」「ちょっと邪魔な苔:12種」「とても邪魔な苔:12種」と分類されているのには苦笑しちゃったな〜 お昼はあやうく難民になりかけてましたが、1時過ぎにおいしい塩ラーメンを戴くことができました(^^)
 さていよいよ京都旅行も最終コーナーです。 「最後にあと一カ所!」と奥さんに言われて、「蒸気機関車梅小路」と決めてしまいました。 京都の歴史もいよいよ最後は昭和です。 代表的なSLが扇状の車庫に動態保存されているんです。 この機関車館の開館は確か私が中学生の頃なんで30年以上前から保存されているはずです。 いつかは訪ねたかったんですよね・・ でもあんまりゆっくりしていられません! 帰りの新幹線が16時なんで15時にはホテルに向かって動きだしたい・・ そんなこんなで急いだのにタクシーで梅小路に到着したのは14時半! Oh my God! 駆け足で機関車達に会いにいきました。 うわぁ いますいます(^^) しかもデフにはツバメのマークを付けて「C62 2」が動いているではありませんか・・ 時おり汽笛も鳴らしてくれています。 車庫には「8620」「9600」「C11」「C51」「C53」「C55」「C57」「C58」「D50」「D51」が居ます! 他にも「C59 164」は呉線を走ってたやつです。 「D52 468」は確か御殿場線。 とにかくあちこち走り回ってシャッターを押してばかりいました。 「C56 160」のボイラーを持ち上げてオーバーホールしている最中に手押しでターンテーブルで方向転換するのを見れたのは超ラッキーでした。
 ・・・帰りの新幹線では富士山がとてもきれいでしたよ。 ちびっこ二人は熟睡でしたケド(^^) また行きましょう、京都!!