そして二日目〜モモの香りは??

 猪苗代レースの2日目、風は昨日とほぼ同じ南東で2〜3mときおり4〜5m。 ふたりでデッキに乗るか、ちょっとブローが入った時にバングを引いてハイクアウトというディンギーには最高のコンディション。 ちょうど沖?からの風で、水深も浅いせいかちょっとだけ気になる波もあったので、メインのフットはやや緩め、ジブのシャックルはワンポイント高めにセッティングしました。 あと気になるのはMキャプテン艇のマストセッティングで、スプレダーのテンションがけっこう緩いのと、サイドステイも1〜2ピン緩いことでしょうか。 今回よく走っている稲毛チームでは、Usmiさんがけっこうタイトなセッティングで、ダントツのHRO夫妻は?す。 まあどっちが正しいかなんてよく判らないのでこのまま行ってみましょう。 昨日の感じではスタートはまあまあ飛び出して上マークは○、フリーもそれほど悪くないものの2回目の上りあたりで抜かれるパターンとなり、途中からはだいたいマイラーの最後尾&ダクロンのトップ艇と争ってる・・ タックの後のスピード復帰と、途中のスピードロスを無くせばもう少し上位に食い込めそうです。
 ということで最終日二日目はソーセージとトライアングルの2レースです。 実はこのオープン大会では、テーザーミッドサマーレガッタだけでなく、シーホッパー東日本選手権ってのも同時開催となっており、全部で参加は85艇にもなっています。 スタートではJPNだの県名だのを付けた眼光鋭そうなシングルハンドもまわりにいっぱいいてけっこうな緊張感です。 おまけにみんな二日目ってことなのかカリカリ上ってきたり、バウを出してきたりで、結局かぶされ気味でスタートは△・・ (リコールしてるってよ!って言ってあげたのにね〜) しかたなくタックしてフレッシュウィンドを拾いながら上マークへ。 フレッシュウィンドを掴めばシングルハンドよりは艇速があるので上マークはほぼ上位で廻れます(もちろんマイラー艇は更に先へ・・) そして毎度のパターンへ・・ う〜ん、なかなか上位へ食い込めないな〜
 最終レース「まあ1回やってみますか」ということで私がヘルムをとることにしてみました。 スプリング以来でカンも戻ってないし、あまり無理しないでいきましょう〜 コンディションはずっと変わらず、走らせやす〜いです。 でもやっぱりスタートは失敗(^^;) でもまわりの艇は「X旗」で失格だったでしょ! こっちはセーフ。 しかたなく例によってタックしてシングルハンドの後ろを切りながらポートでフレッシュウィンドへ。 その後は集中セーリングでなんとか上マークは3〜4番目くらい。 フリーで多少の順位の入れ替えがありましたが、なんとか4番でフィニッシュ。 2着3着艇(マイラー)が「OCS」だったので最終レースは2位になれました。 しかしHRO夫妻ははやいの〜 まったく追いつけませんでしたワ。
 早くレースを終えた特権?で、急いでハーバーバック。 狭いスロープを早めに上がり、さささと水洗いして艤装解除。 艇の積み込みの準備を進めました。 昨年はこの頃磐梯山の裏側から真っ黒な雷雲が沸き起こってたのですが、今年はおだやかな感じで嵐の恐れはなさそうです。 閉会式ではHRO夫妻は総合でも3位というスンバラしい成績でした。 もちろんミッドサマーのほうも1-1-1-3-1で完璧に優勝オメデトウ! これで夏は2連覇です。 来年は3連覇は防がなくては・・ そして2位は同じ稲毛のUsmi艇、3位は今回素晴らしい走りだった葉山のOka艇。 マスター優勝はやはり稲毛のUsmi艇でした。 今回はその他各賞の表彰を行おうといろいろ考えたなかで「ランクアップ賞」を新たに作りました! そうです昨年の成績からいくつ上がったかを競う賞です。 この賞は昨年13位から今年は5位へと8つもランクアップした江ノ島のMキャプテン組(うちです)が見事にゲット。 その他、がんばりマスター賞(マスターで最多得点)、真ん中de賞(ちょうど順位真ん中)などを表彰しました。
 恒例猪苗代の名産お土産が国際オープン実行委員会より参加各艇に配られましたが、ことしは野菜詰め合わせでした。 ネギ、さつまいも、ヤマイモなどなどずっしり! ふだんRaddishでおいしい野菜はいっぱいですが、さらに採れたての野菜が!です。 残念ながら今年はモモはなし〜 ちょっと寂しい・・ 来年はよろしくお願いいたします(^^)