お江戸博物館

 正しくは「江戸東京博物館」です。 両国駅のすぐ北側、国技館のとなり。 新大橋からは徒歩圏内ですが、森下から大江戸線で一駅乗車。 特別展「驚異の地下帝国 始皇帝と彩色兵馬俑展−司馬遷史記』の世界」をやっており、ちょっと前に世界不思議発見で見た兵馬俑の実物を見ようと上の娘を連れて出掛けました。
 いやいや、すごいもんですな〜 一人一人の兵士をそっくりに人形に作ったんだろうと・・ それまで小さくモディファイしてたんでしょうけど、始皇帝は「今の兵士をそのまま再現しろ〜」と命令したに違いない! そしてその命令を受けた行政府では、人形 (俑) 制作工場を作り、兵士を順番に呼んで顔かたち、ヒゲの具合、鎧や衣装の色や素材、持っている武器等々を確認し、そっくりに再現したんでしょう。 途中で「似てる!」とか「違うぞ〜」とか・・ そこそこ平和な時代にみんなで結構楽しくやってたんじゃないかな。
 発掘は今でも続いているし、そもそも皇帝の陵と兵馬俑坑は1.5kmも離れたところにポツンとあることから、陵の周囲にはもっとたくさんの兵馬俑が存在しているかも知れません。 現在、6,000体と言われているようですが、もしかしたら10万体くらいあるのかも! お〜いつかは西安へ行ってみましょう。
 P.S. この日帰ろうとしたら雷ビカビカでどしゃ降りになりました。 しばらく雨宿りしてあちこちに稲妻が落ちるのを「ほー」と見ていました。 雨の落ちてくるつぶつぶも見えるような大粒で、ヒッさしぶりの爽快感? すぐそばの雷でしたが、大きな屋根に守られていたので恐怖感はありませんでした。 昔の人は龍が天に昇ると思ったとか・・ 確かにそんな感じです。 後で聞くと山手線も数時間止まったとか。 くわばらくわばら