セキュリティーPC

 オフィスのPCっていわゆるWindowsなんですけど、今週新しいシステムに変わりました。 人呼んで「SPC:セキュリティーPC」 手元にあるのはEmbeddedXPがフラッシュメモリーから起動する液晶付きキーボード端末です。 この端末をインターネットにつないで、国内某所に置かれているデータセンター内のブレードPC(またはサーバ)にアクセスする仕組み。 手元にデータが無いので端末が壊れても大丈夫だし、無くしてもデータは無くならないということです。 個人情報の流出や顧客情報の流出といった社会的問題を発生させるポテンシャルを根本的にゼロにする"画期的な"システムです。 手元にデータが無いんだから無くす心配が無い・・ってこと
 ネット経由なので操作感が悪い(遅い)んじゃないの〜 といった心配もあったのですが、別の事業所からのアクセスでも特に問題はありませんでした。 まだ公衆無線網経由では使ってませんが、移動中とかおいおい試してみましょう。 それと今はまだノートPCみたいな端末を持ち歩いていたりするのですが、将来的にはアクセスキーだけ持っていれば良い時代になるのでしょうね。 社内では2年前くらいからごく一部で試用されていたのですが、実際に数万人のユーザーを対象に実用化されてきているのですからたいしたもんです。