芭蕉の言葉 [おくのほそ道]をたどる

akaisan2005-10-06

 なんで芭蕉なの? ということで、実は何週間か前の「世界不思議発見!」で芭蕉をテーマにしてたからなんです。 芭蕉といっても、歴史の教科書や国語の教科書でほんのわずかな知識しか持ってない自分です。 そんな自分を振り返って「なんだか変!」と思い、例によって図書館で借りてきました。 でも、芭蕉に関する本、おくのほそ道に関する本ってずいぶんたくさんありました。 その中で多くの写真と文字の大きさと最初のあたりの読みやすさでこの本を借りてみました。 <佐佐木幸綱稲越功一 共著 淡交社 2005年3月 1,900円> そしていつも通りの通勤読書。
 この一冊には芭蕉の旅の意味、旅と俳句に対する気持ち、芭蕉という人物像、「おくのほそ道」の景色、旅に関わる人々・・ それらが印象的な写真とともに凝縮されています。 芭蕉ってすごく奥が深いです。 日本人の心に響く芭蕉の言葉は360年の時間を感じさせません。 それどころか芭蕉の旅を通じて、さらに遡る500年前の西行の旅とも時間をも共有してしまう俳句の魅力。 この本ではそれらがていねいに紹介されています。 最初にしてはとても良い本を借りることができました(^^)
 さて、芭蕉の言葉は「おくのほそ道」だけでなく様々なところから紹介されています。 またこんど図書館で違う本を借りてみましょう。 Internetにも芭蕉研究のサイトがたくさんあるようです。