掃海艇とメダリスト

 センターボードの修理をしようとしたところ、ハーバーの物置にゲルコートを忘れてきてたので取りにいきました。 9時にハーバーの入り口に着くと、小さな看板が出ていて、「掃海艇のとじま」に乗船見学出来るようでした。 せっかくなのでスクーターをスタスタ走らせて、駐車場の先へ向かうと既に3、4人の見学者が乗船していました。 聞くと特に申し込みも必要なく見学できるということでした。
 掃海艇は機雷の除去などを主な任務にしているので、木造船です。 これは「磁気機雷」にやられないため。 エンジンもアルミ製だそうです。 コクピットは必要十分な装備が整然とならんでおりました。 一部自動航法装置はカバーがかけられ見えないようになっていましたが、ほとんどの機器はオープンでした。 進水して12年になるということでしたが、ヘルムと機関状態表示は液晶パネルが使われていたりして、色々とアップデートされているようでした。 ちなみに日立造船で作られた艇で、およそ500tです。 艇の皆さんも自衛隊広報活動の一環?ということで、クリスマスイブなのに一般人の相手をしてくれてました。 自分の父親も生前掃海艇の艇長を勤めていたことがあるのですが、そのことは話しませんでした。
 見学した後、ボートヤードの物置でゲルコートを探して、帰ろうとしたところ、ハーバー玄関に緑色のマウンテンバイクで関さん(アテネメダリスト)がふらりと現れました。 おもわず「おはようございます」と声を掛けてしまいましたが、向こうは私のことは知りませんよね。 でもこんなことがふだんの生活の中にあるって、なんだかいい感じですよね。(^^) 軽風下シーホッパーが1艇だけ出していました。