フランクロイドライトアーカイブ探訪〜つかの間の休息

 遊びに来ている妹と一緒にシカゴダウンタウンの近くにあるフランクロイドライトのアトリエ、その近所にある彼のデザインした家々を見学に行きました。 ライトのデザインは今でもすぐに認識できるくらい特徴のあるものですが、それが本物の家々として存在している姿は圧巻です。 ちょうど100年前に建てられた家がこのエリアに集まっています。 あたりの植栽もかなり大きくなっていて、幹が太くとても背が高いです。 実は驚く事にこの家々にはきちんと人が住んでいます。 もちろん外観からだけですが、100年前の家でありながら不自由さを感じさせない、それどころか豊かさを感じます。 訪ねたのはカラッと晴れた暑い日だったのですが、木漏れ日の中、きれいに手入れされた芝生の緑が素晴らしいものです。
 アトリエを見学した後、ネイビーピアからシカゴリバークルーズに参加しました。 有名な建築物(こちらは近代的なビル)をナレーションを聞きながら見学できるもので、隅田川の遊覧船とか、日の出桟橋からの水上バスとはかなり趣が違うようで、ちょっと似ています。 ミシガンエリアのビルの多くが、一つ一つ説明に耐えられるだけの(歴史的な)意味を持っている訳です。 最近台場、恵比寿、六本木、汐留とか新しいエリアに新しいビルがどんどん建ちますが、後世に語られるだけのポテンシャルを持っているのか気になるところです。