食べ過ぎに気をつけよう

 あちこちの会社と打ち合わせをしていると、会議のあとは「じゃ食事に」となります。 お昼を食べ始めるのはまあ12時というのが相場で、いわゆる円卓に10人近くが座ります。 ナプキンを違う形にたたんであるのがホスト席で、いわゆる勘定を持つ人。 その隣が一番のゲストで、そこからはまあ適当に丸く座ります。
 中国の方がゲストと食事をする場合、とにかくたくさん料理が出ます。 直径2mくらいのテーブルにお皿は乗りきらず、丸いお皿とお皿を並べたその中心の隙間のところにさらにお皿を積み重ねていきます。 とても食べきれる量ではない〜と思いますが、もちろん食べきってはいけません。 食べきったら「足らない」ということで、ホストが恥をかきます。 2/3〜半分くらい残すのでちょうど良いみたい。 大丈夫、残ったものはあとで誰かちゃんと食べるシステムになっていると思います。
 本場の中華なのでとにかくおいしいので、すこしづつと思いながらも食べ過ぎてしまいます。 そして食事が終わる2時頃にはおなかはパンパン。 のどのすぐそこまで食事が詰まっている状況です。
 問題は午後の打ち合わせです。 3時からではちょっと遅いので、だいたい2時くらいから始まりますが、あまり長くはなく、見学等入れても5時過ぎには「では夕食にいきますか」となります。 だって、午後の訪問先はそれを待ってるんですから・・ ところが、こちらはさっきお昼が終わったばかりです。 いくらなんでも消化されてないし、あと2時間くらい待って・・と思いますがそうはいきません。 中国の方も客との食事は早めにしてさっさと家に帰りたいのです。
 で、苦しみの第2ラウンドに入ります。 もう何を食べているのかよく判らないまま、相手に失礼にならないようパクパク食べていきます・・ううう。 さすがに私もこの日は下痢してしまいました。