ひとりでサンディエゴへ

akaisan1992-09-15

 結婚式の翌々日、日本から来た他のメンバーと別れ、一人で南下することにしました。 目的はサンディエゴヨットハーバーです。 あのデニスコナーの故郷です。 ここまできたら行くしかありません! とくに宿を決めている訳ではなく、あと2日は時間があります。 AVISでもらったロードマップだけを頼りに405-Southに入りました。 距離でいうと約3時間ちょっとと思われます。
 2時間ほど走ると砂漠の真ん中から海が見えるようなLookoutポイントがありました。 メキシコ人の軽トラック売店があります。 そこでドリンクを買い、沖を見ると米軍のヘリコプターが救助訓練?のようなことをやっていました。 と、空には爆音が響き渡りました。 この辺りはいわゆるTOP GUNの訓練基地だった訳です。 水を飲んでいると、傍らにコールベットが停車し、また走り去って行きました。 からからに乾いたカリフォルニアの青い空の下で、オープンにしたコールベットの5Lのエンジン音はため息が出る程似合います。 
 もう少し走るとだんだん緑色が濃くなってきました。 ラホヤ海岸への降り口があり、ちょうどUCSDの水族館がオープンするところで、記念式典を行っているところでした。 消防車とか含めてたくさんのひとが招待されて集まってきている感じでした。 街の人に紛れ込んで、ひとしきり休憩がてら水族館を見学してからさらに南下しました。 時間が早かったので、国境を越え、ティファナまで足を伸ばすことに決定しました。
 ガイドブックによるとレンタカーで国境を越えることは出来ないため、手前の駐車場にクルマを停めて、あとはバスに乗り換えて国境を越えます。 雑然とした出国手続き?を終えて(特にパスポートコントロールがある訳ではありません)、メキシコに入りました。 ティファナの街はなんとなく怪しく、ソフトドリンクだと思って買ったボトルがワインだったり、変な日本語(トモダチ、カネモチ、ヤスイヨ・・)が飛び交う土産物屋があちこちにありました。 そんなこんなでティファナにはそれほど長居するでもなく、16時頃にはサンディエゴに戻りました。
 さて、この日の宿はサンディエゴハーバーの近くのDolphin motelというところにしました。 US$31で格安。 飛び込みでしたがクレジットカードもOKでした。 ただし、ベットとシャワールームだけ、ロビーなんてものはなく、受付も事務所のようなところ。 宿を決めた後、灯台を見にロマ岬へクルマで出掛けたのですが、敷地は軍が管理しているセメタリーの中にあり、17時以降は立ち入りが出来ないとのことでした。 しかたが無いので、ダウンタウン側へ向かい、ピアの売店のようなところでシーフードを食べて腹ごしらえをしました。