しゃべれども しゃべれども

akaisan2007-06-24

 面白かった〜 なんともいい味でした。 そうそう、昭和のころのテレビドラマ (ex. 銀河テレビ小説って) のようなほのぼのさと嫌みのなさと、それでいて最近のテンポ感と心理描写の時代感もあって、登場人物達の取り合わせの意外さというかあり得なさ感?もあまり気になることもなく・・ 前半は電車の中で笑いをこらえるのがたいへん(^^;) 後半にかけてはもうページをめくるのももどかしいようなリズムで読んでしまいましたぁ。
 今回読んだのは2000年の文庫ですが、最初の単行本は1997年なので、かれこれもう10年前の本です。 ぜーんぜん知らなかったナァ・・ なんだか最近読む本ってそういうのが多いっすネ。 ちょうど10年くらい熟成されて、それでも評価のある本だから良いのかな? タイトルの「しゃべれども しゃべれども」というのも秀逸ですよね。 物語の主旨であろう言葉の大切さをよく表していて、時代を超越しています。
 この本は奥さんが書店で買ってきたのです。 おもしろいから読んでみて〜って、家族中にアッピール(^^) う〜ん、大ヒット〜 三つ葉さんを取り巻くドラマはまだまだ面白く展開しそう、ぜひ続編が読みたい一冊!