札幌オリンピックというイベント

 札幌オリンピック。 正式には第11回オリンピック冬季競技札幌大会。 会期は2月3日〜13日。35ヶ国が参加したそうです。 NHKの放送をドキドキしながら見ていました。
 札幌オリンピックと言えば、トワエ・モアの歌う「虹と雪のバラード」が有名ですが、私が思い出深いのが、山本直純さんが作曲した開会式の行進曲です。 覚えている人がいるかな〜。 私はいまでもなんとなく口ずさめます(^^)
 スキーの70メートル級ジャンプで金メダルの笠谷選手が最後着地の直前にスキー板を斜面に平行にして距離をかせぐジャンプが印象的でした。「日の丸飛行隊」と呼ばれてましたよね。
 アイスホッケーという競技を初めて知った悪ガキたちは、不易ノリのふたをパックに見立て、ぞうきんをスティック代わりに学校の廊下(当時は屋内廊下でリノリューム)を磨き上げ、ホッケーのまねごとをしてました。 でもそれが縁になったのか、そのあと陸上ホッケーの選手になった同級生もいました。
 実は、当時「札幌オリンピック冬季大会1972 公式ガイドブック」(実業之日本社)という本を購入していて、今でも持っているんです。 定価1,890円(当時の値段ですから相当高価)  冬季大会の競技のことが結構詳しく載っています。 準備委員会のこと、それから開催に関わった様々な企業(広告も)、もちろん札幌の街のこと。
 当時の日本の"気持ち"というのが伝わってくるような本で、今でもときどきページをめくったりしています。